康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 86 ページ)
【子集上】【二字部】亏;康煕筆画:17;頁碼:86 頁 07 行。『説文解字』に曰く、「亏」は「于」の意なり。字形は気息が舒ぶるさまに象る。「丂」と「一」とより成る。「一」は気息の平らかなるを示す。今は「于」と書く。 「虧」、『唐韻』に音、去為切。『集韻』『韻会』に音、駆為切。読み「」に同じ。『説文解字』に曰く、気息の損ずるなり。『徐鍇の説』に曰く、気息足らずんば、呼ぶこと緩なるがゆえに、字形「亐」に従う。『広韻』に曰く、欠損なり。『史記・蔡沢伝』に曰く、月満つれば則ち欠く。『晋書・律暦志』に曰く、月の運行外道に在りて、先に交会し後に相会するときは、西南の隅に始めて虧蝕を生ず。 また「羲」の字と通ず。『六書正訛』に曰く、伏羲は古く「虙虧」と書く。