【辰集下】【毛部】毹;康煕筆画:13;頁碼:594 頁第 38。『唐韻』羊朱切、音「俞」に同じ。『説文』に「氍毹」を指す。『風俗通』に「毛を以て織りたる坐褥を氍毹と曰ふ」。『南史・夷貊伝』に「梁の大同年間、高昌国葡萄・良馬・氍毹等を献ず」。『古楽府』に「坐客氊氍毹、五木香あり」。『韓愈・李正封・郾城聯句』に「両側に氍毹を敷き、五鼎を以て芍薬を和す」とあり、或は「毺」とも書く。『三輔黄図』に「温室の地は罽賓の毺を以て飾る」とあり、亦「

」とも書く。『張衡・四愁詩』に「美人我に貂の襜褕を贈る」とあり、亦「氊氍」とも書く。『通俗文』に「氍毹の精なるものを毾と曰ふ」。また『広韻』に山芻切、『集韻』に双雛切、音「

」に同じ。又『集韻』に舂朱切、音「輸」に同じ。義同じ。『集韻』に亦「氀」とも作る。考証:『古楽府』の「坐客氊氍毹、五木香」は、謹んで原文に従ひ改む。