康熙字典解説
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【申集上】【艸部】荂;康煕筆画:12;頁碼:頁 1030 第 04【唐韻】芳無切、音は敷。【韻会】繁栄の意、花の意。【爾雅・釈草】花すなわち荂なり。【揚子・方言】華荂は茂盛をいう。斉・楚の間にはこれを華と呼ぶ地もあり、荂と呼ぶ地もある。【左思・呉都賦】奇花異草。また人名に用いる。【晋書・劉琨伝】趙王倫の子、名を荂と曰う。また【集韻】【正韻】枯瓜切、音は夸。義同じ。また況于切、音は吁。【爾雅・釈草】芺および薊、その実を荂と曰う。【注】芺および薊の頭にはみな蓊台あり、これを荂と曰う。荂すなわちその実なり。また況華切、音は花。【荘子・天地篇】高雅の音楽は市井の人に賞せられず、『折揚』『皇荂』のごとき通俗の楽曲にして初めてよくこれを大笑せしむ。【注】『折揚』『皇荂』はいずれも古の歌曲なり。