康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 300 ページ)
【寅集上】【尸部】尾;康煕筆画:7;頁碼:300 頁 16 行。古文。【広韻】【集韻】【正韻】無匪切、【韻会】武匪切、音は委。【説文】微なり。倒れたる毛を尸の後に従う。【玉篇】鳥獣魚虫みな之れ有り。また末後少しきものなり。【易・未済】狐その尾を濡らす。【書・君牙】虎の尾を踏むが若し。また【詩・邶風】瑣兮尾兮、流離の子。【注】瑣は細し。尾は末なり。また【戦国策】王もしこの尾を為さば。【注】終なり。また東方の星名、十八度の尾は大辰なり。また次の名。【礼・月令】日月鹑尾に会す、斗申の辰に建つなり。また底なり。【爾雅・釈水】瀵は大いに尾の下に出ず。【注】尾は底に猶る。その源深く底の下に出ずる者を名けて瀵と曰う。瀵はなお洒散するなり。また【書・堯典】仲春、鳥獣孳尾す。【注】乳化を孳と曰い、交接を尾と曰う。物の生育に因りて、その気の和なるを験ずるなり。また陪尾、山名、江夏安陸県に在り。一名横尾。一に曰く負尾。また姓。【左伝】殷民六族に尾勺氏有り。また漢の劉虞の吏に尾敦あり。考証:【爾雅・釈水】「瀵は大いに尾に出ず」に就き、謹んで原文に従い「尾」の下に「下」字を増す。