康熙字典解説
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【辰集下】【毛部】毾;康煕筆画:14;頁碼:595 頁 19 行。『唐韻』吐盍切、『集韻』托盍切、音は榻。『説文』に「毾なり」とある。『後漢書・西域伝』に「天竺国に細布および良き毾あり」と見え、注に「埤蒼曰く、毛席なり」とある。『釈名』に「大床の前に施して小榻の上に承け、これに登りて床上るべし」とある。班固の『弟超に与うる書』に「月支の毾は大小相雑なるも、ただ細く良きのみ」という。『正字通』に「中天竺に毾あり、今これを氆氌(ポル)と曰う。秦・蜀の辺に之れ有り、褐に似て五色の方錦なり。広中の洋舶にも至る者あり。また多羅絨とも名づく。あるいは作すれども非なり」とある。