康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 595 ページ)
【辰集下】【毛部】毼;康煕筆画:13;頁碼:595 頁 04 行
【広韻】胡割切、【集韻】【韻会】【正韻】何葛切、音は曷。
【博雅】に「毼は罽なり」とある。
【後漢書・烏桓伝】に「婦人能く韋を刺し、文繡を作り、氀毼を織る」とある。
【注】【広雅】に曰く、「氀毼は罽なり」。氀は力于反、毼は胡葛反。
陳琳【神武賦】に「黼錦缋組、罽毼皮服」とある。
また毛布のこと。あるいは衣旁に従って褐と作る。
また鶡と同じ。鶏の名。
【後漢書・西南夷伝】に「冉駹の夷に五角羊・麝香・軽毛・毼鶏・牲牲あり」とある。
【注】郭璞の注に【山海経】を引いて曰く、「毼鶏は雉に似て大なり、青色にして毛角あり、闘って敵と死す乃ち止む」。今通じて鶡と作る。
また【集韻】に丘葛切、音は渴。楬と同じ。豆を飾らざるを楬と曰う。あるいは毛旁に従って毼と作る。
【儀礼・士喪礼】に「毼豆両」とある。
【注】毼は白きこと。
また【字彙】に得合切、音は答。
李翊【俗呼小録】に「今俗に性の劣れる者を氀毼と謂う。氀は音兜、毼は音達」とある。