康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1065 ページ)
【申集上】【艸部】藝;康熙筆画 21;頁 1065。古文は秇。『唐韻』魚祭切、『韻会』倪祭切、音は蓺。才能なり。『礼記・礼運』に「月を以て量と為す、故に功に藝有り」とあり。注に「藝は猶才のごとし」という。また『周礼・天官・宮正』に「其の什伍を会し、而して道藝を教う」とあり。注に「藝は礼・楽・射・御・書・数を謂う」という。また『書経・舜典』に「歸りて藝祖に格る」とあり。伝に「文祖の廟に至るを告ぐ」という。藝は文なり。また王延寿『魯霊光殿賦』に「魯に於いて藝を観る」とあり。注に「六経なり」という。また『左伝・文公六年』に「之を藝極に陳ぶ」とあり。注に「藝は準なり」という。司馬相如『上林賦』に「藝して殪仆す」とあり。注に「射る所の準的を藝と為す」という。また『孔子家語』に「諸侯を合して貢事を藝するは礼なり」とあり。注に「藝は貢献の事を分別するなり」という。また『晋語』に「貪欲藝無し」とあり。注に「藝は極なり」という。また姓なり。『通志・氏族略』に藝氏有り。また蓺に通ず。『韻会』に「種う」とあり。『書経・禹貢』に「蒙羽其れ藝す」とあり。伝に「両山既に種藝す可し」という。『孟子』に「五穀を樹藝す」という。また『韻補』に五結切、葉音臬。丘遅『思賢賦』に「百行の高致を備え、九流の洪藝を談ず。諒に雑なるも染むべからず、跡毎に同なれども常に別なり」とある。考證:『書経・舜典』「歸りて藝祖に格る」。伝「文祖の廟に至るを告ぐ」。謹んで原文の「告止」を「告至」に改む。