康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 215 ページ)
【丑集上】【口部】囈。康煕筆画 22、頁 215。『広韻』に「魚祭切」、『集韻』に「倪祭切」、『正韻』に「倪制切」とあり、音は「芸(藝)」に同じ。『玉篇』には「夢中に笑うこと」とあり、また「夢言(寝言)」ともいう。『集韻』には「眠る時に発する声」とある。『列子・周穆王篇』に「眠中に囈語・呻吟・呼喊を発す」と見え、『楊慎・丹鉛録』には「唵」と書くものがあると記される。『拾遺記』に、呉の呂蒙が夢言にて周易に通暁したと載せる。『広韻』に「」字と同じとし、『韻会』に書形を「」とする。考証:『列子・周穆王篇』の原文は「眡中啽囈呻呼」であるが、今、原文に拠り「眡」を「眠」に改む。