康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1064 ページ)
【申集上】【艸部】藎。康煕筆画:20、頁 1064。『唐韻』『韻会』に「徐刃切、音は燼」とある。『本草』に「藎草は黄草とも盭草ともいい、黄色を染めるのに用いる」とある。また『爾雅・釈詁』に「藎は進むの意」とあり、『詩・大雅』に「王の藎臣」と見える。疏に「藎とは、忠愛深くして進献すること止まざるをいう」とある。また『揚子・方言』に「藎は余の意なり。周・鄭の間これを藎と曰う」とあり、注に「遺れる所の余り」とある。馬融『長笛賦』に「藎滞抗絶」と見える。また秦・晋の間において、薪を焼きて尽きざるものを藎と謂う。或いは に作る。また に作る。考証:『揚子・方言』に「藎、余也」、注に「遺余、周鄭の間曰く藎」とある。謹んで原文に照らし、注の「遺余」の三字を「周鄭の間曰く藎」の下に移す。