康熙字典解説
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【申集上】【艸部】菉;康煕筆画:14;頁碼:1037 頁 10 行目。『唐韻』力玉切、『正韻』盧谷切、音は録。『爾雅・釈草』に「菉は王芻」とあり、注に「菉は蓐草なり。今これを鴟脚莎と謂う」という。疏に「即ち鹿蓐草なり」とある。屈原『離騒』に「薋菉葹以盈室兮」、謝朓の詩に「霜剪江南菉」と見える。また「録」に通ず。『汲冢周書』に「堂下の東面、郭叔天子のために幣を録す」とあり、注に「菉は諸侯の献ずる幣帛を記録するなり」という。また「緑」にも通ず。『詩・小雅』に「終朝采緑」とあり、疏に「緑は菉と同じ」という。