康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 86 ページ)
【子集上】【二字部】二;康煕筆画:2;頁碼:86 頁 01 行。古文に弍と作る。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】に至切、音は樲。地数の始めにして、すなわち偶の両画を変じてこれを作るなり。【易・繋辞】に分けてこれ二とし、以て両に象る。【左伝・定公四年】衛侯将に会せんとし、祝佗をして従はしむ。佗曰く、若し又二を共にして大罪を徼らばなり。【注】二職を兼ねるを謂う。【荀子・議兵篇】権一より出ずる者は強く、権二より出ずる者は弱し。【史記・韓信伝】功天下に二なし。【前漢・厳助伝】詔に曰く、子が朕が前に在りし時、知略輻輳して、天下双ぶこと少く、海内二つ寡なしと為す。また巽二は風神の名なり。また古の貨布の文帝の字なり。【六書略】に見ゆ。字は上下の画均しく斉し。上画短き者は、すなわち古文の上の字なり。今相仍いて上短く下長くして二字を作すは非なり。貳。二。考証:【左伝・定公四年】衛侯将に会せんとし、祝佗をして従はしむ。佗曰く、若し又二を供して大罪を招かばなり。謹んで原文に照らし、供を共に改め、招を徼に改む。