基本情報
発音
FU FUU,OTTO OTOKO SORE
五行
水
吉凶
吉
繁体字伕
命名の意味
康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 248 ページ)
【丑集下】【大字部】夫;康煕筆画:4;頁碼:248 頁 11 行
【唐韻】甫無切、【集韻】【韻会】風無切、音「膚」。男子の通称。【礼記・郊特牲】に「夫とは、知恵ありて人を率うる者をいう」とある。【詩経注】に「夫には輔佐の徳あり、頼むべきゆえに丈夫という」とあり、また男女婚配して後を夫婦という。【易経・家人】に「夫あり婦あり、各々その分を守る」とある。年長にして学ある者を尊んで夫子といい、妻もまた夫を夫子と呼ぶ。さらに【礼記・曲礼】に「天子には后あり、夫人あり」とあり、妾もまた如夫人という。【左伝・昭公十七年】に「斉侯は女色を好み、寵愛する者多く、夫人に準ずる寵を受けし者六人あり」と見える。また官名なり。【礼記・王制・大夫注】に「大夫とは、人を扶け薦ぐる者なり」とある。また【周礼・地官】に「十夫(十家)の田の間に溝あり、百夫の間に洫あり、千夫の間に澮あり、万夫の間に川あり」と記す。十六歳以上にして未だ成年ならざる男子を余夫という。また販夫あり。【周礼・地官】に「夕に市を開きて交易し、販夫販婦を主とす」とあり。【白居易の詩】に「楼閣昏くして歌女集まり、堤岸騒がしくして販夫呼ぶ」とある。車を駆り役につく者を僕夫という。【詩経・小雅】に「彼が僕夫を召して、発すべしと告ぐ」とある。また「夫夫」をもって某人を指す。【礼記・檀弓】に「曽子、子游を指して人に曰く『この人は礼に熟せる者なり』」とある。また人名なり。黔夫は斉の威王が辺境を守らしめし四大臣の一人なり。また国名なり。丈夫国は維鳥の北に在り、【山海経】に見ゆ。また邑名なり。柴夫は燕地に属し、【国語・斉語】に見ゆ。また山名なり。夫夫山は風伯山の東に在り、【山海経】に見ゆ。按ずるに『続通考』此处を引いて「大夫」と作る。また「武夫」あり、玉に次ぐ石なり。【漢書・董仲舒伝】に「五覇の三王に対するや、武夫石の美玉に対するがごとし」とあり。また「玞」「砆」とも書く。また数量の単位名なり。【漢書・食貨志】に「六尺を一歩とし、百歩を一畝とし、百畝を一夫とする」とある。また姓なり。また「息夫」あり、複姓なり。また【広韻】防無切、【集韻】【韻会】馮無切、【正韻】逢夫切、音「扶」。文首の発語詞なり。【論語】に「夫仁者」とある。また文末の語気詞なり。【論語】に「如斯夫」とある。また指示代名詞なり。【論語】に「夫二三子也」とある。また草名なり。【爾雅・釈草】に「柱夫揺車」とあり。【注】に「蔓生にして葉細く、紫花を開き、食すべし。俗称して翹揺車という」とある。また葉音「縛謀切」、音「浮」。【陳琳の詩】に「仲尼聖徳に憑り、列国を周遊して主張を推行す。蔡にて困厄に遭うは、これ天命なり」とある。