康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 727 ページ)
【午集上】【玉部】玊;康煕筆画:5;頁碼:727 頁 01 行。【正韻】に「玉」と「玊」は別字なり。点画の下に在るは「宝玉」の「玉」なり。点画の間に在るは「須玊」の「玊」にして、許救・息六の三切あり。琢玉の工を指す。また朽ちたる玉を指す。また国名なり。また人の姓なり。俗書には「玊」と「玉」しばしば弁じ難し。【正字通】に曰く、【周礼】に見える六工、土工・金工・木工・石工・獣工・草工、皆「工」と称す。玉を雕琢する者を「玊工」と称するは、木を削る者を「木工」と称するがごとし。物に応じて名を別つべし、別に「玊」の字を造りて琢玉者の称となし、また「玊」を「粟」「齅」の二音に読むべからず。今の玉工はみな通じて「玉」と書き、「玊」と書かず。これによりて「玊」は剰字なること益々明らかなり。【正韻】に登載せられ虽も、後世信従して用いず。