康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1309 ページ)
【戌集上】【金字部】錐;康煕筆画:16;頁 1309【唐韻】職追切【集韻】【韻会】【正韻】朱惟切、音は隹。【説文】鋭き器なり。【玉篇】鍼なり。【釈名】錐とは利なるなり。【左伝・昭六年】錐刀の末、将に尽くく之を争わんとす。【註】錐刀の末とは小事に喩う。【史記・平原君伝】毛遂曰く、臣もし錐の囊中に処るが如く得ば、乃ち穎脱して出でん、特だ末見のみならざるなり。【前漢・枚乗伝】舜は立錐の地なくして、以て天下有つ。又【淮南子・兵略訓】疾きこと錐矢の如し。【註】錐とは金鏃箭羽の矢なり。又毛錐とは筆なり。【五代史・史弘肇伝】朝廷を安んじ禍乱を定むるには、直ちに長槍大剣須い、毛錐子安んぞ足るべけんや。