康熙字典解説
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【申集上】【艸部】萑;康煕筆画:14;ページ番号:1041 頁 13 行目。『唐韻』に「職追切」、音「鵻」に同じ。『説文解字』に「草の盛んなる様」と釈す。また草名にして、即ち茺蔚を指す。『爾雅・釈草』に「萑蓷」と称す。〔注〕茺蔚は益母ともいう。また『集韻』に「漚さざる麻」を指す。また『韻会』に「胡官切」、音「桓」に同じ。『説文解字』に「薍(葦の一種)」と釈す。『詩経・豳風』に「八月萑葦」とあり。〔疏〕初生を菼といい、長大を薍といい、成長を萑という。『周礼・春官』に「其の柏席は萑を用い、黼を以て純とす」と記す。〔注〕萑は葦に似て柔韌なり。また『前漢書・息夫躬伝』に「涕泣流れて萑蘭たり」とあり。〔注〕涕涙縦横なる様をいう。また鳥名にして、鴟の類に属す。字形は「艸」に従う。詳しくは隹部に見ゆ。