康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 806 ページ)
【午集中】【目部】瞇;康煕筆画:11;頁碼:806 頁 21 行。『唐韻』『正韻』莫礼切、『集韻』『韻会』母礼切、音は米。『説文』に「草が眼に入る」とあり。『広韻』に「東西が眼に入る」、また塵埃や雑物が視界を遮ることを指す。『荘子・天運篇』に「揚がる糠秕が眼を迷わす」とあり。『文子・上徳篇』に「塵を蒙りて眼の迷わざらんと欲すれども、清潔を保つこと能わず」とある。また『集韻』に母鄙切、音は美。意味同じ。また『集韻』に蜜二切、音は寐。「」字と同じ。『博雅』に「圧し抑える」の義。『荘子・天運篇』に「彼ら安きを得ずんば、必ず屡々夢魘に悩まされん」とあり。注に「眯とは悪夢を見て魘されることなり」という。また『集韻』に民切、音は弥。眼の細きを指す。「」字と同じ。『集韻』に或いは「」と作る。字は元来「尒」に従って「」と作る。瞇、『集韻』に母婢切、音は弭。眼の細きこと。また弥計切、音は謎。斜めに見ることをいう。按ずるに、『字彙補』は誤って「」と作り、音を弥と改め、これも眼の細きと解するも、これ非なり。