康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 907 ページ)
【未集上】【米部】粗;康煕筆画:11;頁碼:907 頁下段 37。【広韻】千胡切、【集韻】聰徂切、【正韻】倉胡切、音は麤に同じ。【玉篇】に「大なり、略なり、疎なり、物精しからざるなり」とある。【礼記・月令】に「其の器高くして粗し」とあり。また【楽記】に「其の怒心感じる者は、其の声粗にして厲し」とあり。【荘子・秋水篇】に「物の粗なるもの」とあり。また【広韻】徂古切、【韻会】坐五切、音は伹に同じ。義同じ。【集韻】に或いは觕と作る。通じて麤と作る。俗に作す。字は元来米に従い鹿に従う。考証:【礼記・楽記】「怒心感じる者は、其の声粗にして厲し」。謹んで原文に照らし、怒の上に其の字を増す。