康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1204 ページ)
【酉集中】【貝部】貞;康熙画数:9;ページ番号:1204 頁 03 行。古文。【唐韻】陟盈切、【集韻】【韻会】知盈切、音は祯。【説文】に「卜問うなり。卜に従い、貝を以て贄と為す」とある。〔徐の曰く〕【周礼】に大貞の礼あり、人の事を卜うを謂う、と。また【易・乾卦】に「元亨利貞」とあり。〔疏〕に「貞は正なり」とある。また【文言】に「貞なる者は事の幹なり」とあり。【書・太甲】に「一人元良なれば、万邦以って貞し」とあり。〔疏〕に「天子大善あれば、すなわち天下その正を得」とある。また【書・洪範】に「貞と曰い、悔と曰う」とあり。〔伝〕に「内卦を貞と曰い、外卦を悔と曰う」とある。また【礼・檀弓】に「ゆえに夫子を貞恵文子と謂う」とあり。〔疏〕に「諡法、外内情を用うるを貞と曰う」とある。また【釈名】に「貞は定なり。精定して動かず惑わず」とある。また木の名。【本草】に「女貞、木の名。蘇頌曰く、女貞は霜を負いて葱翠なり、ゆえに貞女その名を慕う。一名冬青」とある。