康熙字典解説
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【巳集中】【爿部】牁;康煕筆画:9;頁碼:691 頁 19 行
『広韻』は古俄切、『集韻』および『正韻』は居何切で、音は「歌」と同じ。
『広韻』に曰く、船を繋ぐ具なり。
また牂牁を指し、郡名にして江名なり。
『前漢・南越伝』に「牂牁江を下る」と見える。
『集韻』に曰く、本字は「戨」に作り、「𢦔」と同ず。また「柯」に通ず。
按ずるに、『広韻』の説によれば「戕」と同ずとする。しかれども「戕」は「𢦔」の訛なるか疑わし。
「戕」は本来「𢦔」に作るべく、部首は「弋」にして「戈」にあらず。十一唐韻において「牂牁」の「牂」と通ずるも、再び「牁」と同ずべきにあらず。
『類篇』にはこの字を「片可」と作る。