康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 525 ページ)
【辰集中】【木部】桎。康煕筆画:10。頁碼:525 頁 15 行。【唐韻】之日切。【集韻】【韻会】職日切。音は質。【説文】に「足の械なり」とあり。【徐曰】に「桎とは踬(ちつ)の謂いなり。踬とは碍(さまた)ぐるなり。械にして足にあるを桎と曰い、手にあるを梏(こく)と曰う」とあり。【周礼・秋官・大司寇の職】に「万民のうち罪過あって州里を害する者は、桎梏して之を嘉石に坐せしむ」とあり。また窒(ふさ)ぐなり。【荘子・達生篇】に「その霊台は一にして桎あらず」とあり。また【博雅】に「桎、刺すなり」とあり。また桎轄(しつかつ)とは、車を制する所なり。【孝経・鉤命決】に「孝道とは万世の桎轄なり」とあり。【詩・小雅】に「維れ周の氐(てい)」とあり。【鄭箋】に「氐は桎に作るべし。尹氏太師の官を作りて、周の桎轄為るを言う」とあり。また【本草別録】に「丹桎の木皮、疬瘍風を主る」とあり。また【集韻】に展几切、音は薾(じ)。これもまた碍ぐなり。