康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 443 ページ)
【卯集中】【手部】握;康煕筆画:13;頁碼:443 頁 07 行。古文。【唐韻】烏角切。【集韻】【韻会】【正韻】乙角切。音は渥。【説文】搤(だく)して持つなり。陸佃云く、五指を持つ。外に在るを持と為し、内に在るを握と為す。【詩・小雅】粟を握りて卜に出ず。【儀礼・郷射礼】箭籌の長さ一尺にして握あり。【注】握とは、本(もと)これを持つ所なり。【又】大夫の矢は、則ち兼ねてこれを束ね、茅を以て上に握す。【注】握とは、中央を謂うなり。【礼記・王制】宗廟の牛、角握す。【前漢書・律暦志】算法、竹を用いて径一分、長さ六寸のもの二百七十一枚をもって六觚(ろくこ)を成し、一握と為す。また【集韻】烏谷切。音は屋。小なる貌なり。【易・萃卦】号(さけ)ぶこと一握して笑いと為すが若し、鄭氏は読む。【前漢書・司馬相如伝】委瑣にして握(あくび)し、文に拘り俗に牽かれる。【注】握とは、局陿(きょくきょう)なり。また【爾雅・釈言】握とは具(そな)わるなり。【疏】握持して辦具(はんぐ)するなり。【鄭注】握は即ち屋の字なり。また幄に通ず。【周礼・春官・巾車】翟車(ちゃくしゃ)、貝面・組総にして、握あり。【注】握あるときは、則ち蓋なし。今の輧車(へいしゃ)是れなり。【釈文】握の音は屋、また烏学反。また于切。音は沤(おう)。喪に束手に用うる者。あるいは作す。