康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1021 ページ)
【申集上】【艸部】芹;康煕筆画:10;頁碼:1021 頁 08 行。【唐韻】巨斤切。【集韻】【韻会】渠斤切。音は「勤」に同じ。【説文解字】に「楚葵なり」と釈す。【詩経・魯頌】に「思楽泮水、薄采其芹(泮水を思い楽しみて、その芹を採る)」とあり。【箋注】に「芹は水菜なり」という。【爾雅疏】に「水芹を水英ともいう」と明らす。【呂氏春秋】に「和羹之美なるもの、雲夢の芹あり」と記す。【埤雅】に「芹は白くして節あり、気香り芳し。然れども味は蓴に如かず。故に『列子』に『人有れて芹を献ずれば、郷の豪紳これを取りて嘗むるに、口刺痛み、腹苦しむ』と載す」と描写す。また水名にも用いる。【水経注】に「済水また東北に流れ、芹溝の水と合す」と記す。また【集韻】に渠希切、音は「祈」に同じ。水草を指す。また【類篇】に几隠切、音は「謹」に同じ。蒿類の菜に属す。元は凡隠切なり。考証:【類篇】に元は凡隠切、音謹とす。今原文に従い、凡隠切を几隠切に改む。