康熙字典解説
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【子集下】【厂部】「廝」の字。康煕字典の画数は 14 画、頁码は第 163 頁第 1 行。『唐韻』では「息移切」、『正韻』では「相咨切」と注音され、音は「斯」に同じ。字義は「廝」と同じ。『韻会』に、「廝」の字は文献においてしばしば「廝」と書かれると記す。『史記・蘇秦伝』に「廝徒十万」とあり、『前漢書・張耳陳餘伝』に「廝養卒」と見える。注に曰く、「廝」とは薪を砍り取る者を指す。また『揚雄伝』に「尸を蹂み輿を廝く」とあり、注に曰く、ここでの「廝」は破り折るの意で、音は「斯」である。さらに『西域伝』に「尚書廝留甚だ衆し」と見え、注に曰く、「廝留」とは隊伍が前後に分かれて断絶し、互いに接応支援できぬを指す。