康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1057 ページ)
【申集上】【艸部】蕉;康煕筆画:18;頁碼:1057 頁下段 18 行。『唐韻』即消切、『韻会』兹消切、音は焦。『玉篇』に「芭蕉」とある。『南方草木状』に「甘蕉。また芭蕉ともいい、あるいは芭苴ともいう。茎は糸のようにほぐれて紡ぐことができ、細葛・粗葛を作り、これを蕉葛という」とある。また「焦」に通ず。『博雅』に「蕉は黒を指す」とある。また『集韻』慈焦切、音は樵。草芥を指す。『荘子・人間世』に「死者の多きこと、国をもって計るに、まさに沢中の草芥のごとし」とある。また『字彙補』に「柴薪を指す」とあり、『列子・周穆王篇』に「これを柴草をもって覆う」とある。また『正韻』に「顦」に通ずとあり、『左伝・成公九年』に「姫・姜のごとき美女ありといえども、憔悴せる人を棄つべからず」とある。