【丑集上】【口部】只;康煕筆画:5;頁碼:172 頁 05 行。【唐韻】【正韻】諸氏切、【集韻】【韻会】掌氏切、音は紙。【説文】語已詞なり。【詩・鄘風】「母や天のみ、人を諒らず」。【左伝・襄公二十七年】「諸侯晋の徳に帰すのみ」。また【詩・王風】「其の楽しみただ且つ」。【箋】自ら此れを楽しむのみと謂う。また【小雅】「楽しみたる君子」。【箋】只は是の言なり。また姓なり。【正字通】明に只好仁あり。また【広韻】【集韻】章移切、【韻会】支移切、音は支。【広韻】専辞なり。また【五音集韻】之日切、音は質。本は之爾切にして質音無し、今質に若く読むは俗音の新増なり。また【韻会小補】章忍切、音は軫、『集韻』を引いて云う、「只は軫に通ず」と。『荘子・大宗師』に「而して奚ぞ来りて軫の為せん」と。按ずるに『集韻』の軫の注に、只軫に通ずとの明文無く、字義相同じといえども実に一字に非ず、『韻会』の小補は非なり。また【楊氏転注古音】『楚辞・大招』の「白日昭只」を引き、只を馨と読むとし、語余の声なりと謂う。本作は䜣、省じて只と作ると。按ずるに只・䜣の二字は諸韻書みな分載し、音切各々別なり、只に馨音無し、楊氏の説は非なり。【集韻】また

と作る。