康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 624 ページ)
【巳集上】【水部】浥;康煕筆画:11;頁碼:624 頁 10 行。『唐韻』於及切、『集韻』『韻会』乙及切、『正韻』乙入切、音は邑。『説文』に「湿る」とあり。また浸みて潤うをいう。『詩経・召南』に「厭浥行露」と見える。また『広韻』於業切、『集韻』乙業切、音は裛。義同じ。また『集韻』乙侠切、音は〇(欠字)。低く窪んで陥るを指す。『前漢書・司馬相如伝』に「波を踰りて浥に趨る」とあり。〔注〕「趨浥」は水流れて深淵に至るをいう。また乙甲切、音は押。水流れて下へ奔涌するさまを形容す。『郭璞・江賦』に「時に低陷し時に堆積す」とある。考証:『前漢書・司馬相如伝』の「踰彼趨浥」について、原文に謹んで照らし、「踰彼」を「踰波」に改む。