康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 556 ページ)
【辰集中】【木部】檐;康煕筆画:19;頁碼:556 頁下段 27 行。【唐韻】【集韻】【韻会】余廉切、【正韻】移廉切、音は塩。【説文】に「𣝍」なり。【徐曰】俗に簷と作るも是ならず。【礼記・明堂位】に「復廟重檐」とあり。【注】に「重檐とは、外檐の下壁に改めて板檐を安んじて以て風雨を避く」とあり。梠の字の注を見るべし。また樀の字の注を見るべし。また別に櫩と作る。【何晏・景福殿賦】に「飛櫩翼して軒翥す」とあり。【韻会】にまた厃と作るとあり。【揚子・方言】に「秦は之を桷と謂い、斉は之を厃と謂う」とあり。また【集韻】【韻会】【正韻】に都濫切、音は担。通じて檐と作る。【管子・七法篇】に「則に明らかならずして号令を出さんと欲するは、猶お竿を檐げて其の末を定めんとするがごとし」とあり。また星名なり。【爾雅・釈天】に「河鼓を牽牛と謂う」。【郭注】に「荊楚の人、牽牛の星を呼んで檐鼓と為す。檐とは荷ぐなり」とあり。厃の字は元は下に厂と作る。