康熙字典解説
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【未集下】【肉部】臆;康熙筆画:19;頁碼:996 頁 14 行。『広韻』於力切、『集韻』『韻会』乙力切、『正韻』伊力切、音は億。『説文』に「胸の肉なり」とあり。『広韻』に「胸臆」とある。『史記・扁鵲伝』に「因りて噓唏し服臆す」と見え、また「満つるなり」とも解す。『揚子・方言』に「臆、満つるなり」とあり、注に「愊臆とは気の満つるをいう」と釈す。また「抑うるなり」。『釈名』に「臆は猶抑のごとし。気を抑えて塞ぐるなり」とある。また『集韻』に隠己切、音は譩。醴と酏を和して飲とするなり。また『韻会』に「意に通ず」とあり。『史記・賈誼伝』に「請う臆をもって対せん」と見え、『漢書』には「意」と作る。