康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 183 ページ)
【丑集上】【口部】呹;康煕筆画:8;ページ番号:183 頁 08 行。『集韻』に「弋質切、音は逸」とあり。『玉篇』に「牛・羊が草を咀嚼するさま」とある。また『集韻』に「羊が草を咀嚼するさま」とも見え、さらに「疾速」の義もある。また「敕栗切、音は抶」で、声音を指す。『揚雄・甘泉賦』に「香気と響きが混じりて草木の根を震わし、声は宏かにして隠然として鐘磬に遍く」とある。注に師古曰く、「風樹を動かし、響き衆草の根を震わす。声宏かにして隠然たり、而して盛んに殿上の鐘磬に入る。薌は響と同じく読む。呹は丑乙反」。考証:『揚雄・甘泉賦』の「薌呹肹以棍根兮」について、原文に謹みて肹を肸に、棍を掍に改む。