康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1136 ページ)
【酉集上】【見部】覬;康煕筆画:17;頁 1136【唐韻】【集韻】【韻会】几利切【正韻】吉器切、音は冀。【説文】幸なり。【広韻】覬覦は希望なり。【左伝・桓公二年】下覬覦無し。【注】下、上に冀望せざるなり。又【集韻】或いは幾に作る。【左伝・宣公十二年】庸(いず)く几乎からんや。【疏】幾は冀と読む、用(も)ちて冀幸して之を得べきかと謂うなり。【礼記・檀弓・「吾れ尩を暴らんと欲す」の注】尩なる者は面して天に向き、天を覬って哀しみ之に雨らしむ。覬はまた幾に作り、音は冀なり。又【韻会小補】に通ず。【礼記・文王世子・「反って老を養うこと東序に於いて」の注】州里に於いて邑す。【疏】希慕仰ぎ、之を邑に行うなり。又【集韻】虚器切、咦去声。【類篇】幸なり。【韻会小補】垂るなり。【集韻】亦たに作る。【正字通】俗に冀に通ず。【増韻】亦た懻に作るも非なり。