康熙字典解説
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【戌集上】【金字部】鎧;康煕筆画:18;頁 1318。『唐韻』に苦亥切、『正韻』に可亥切、音は愷。『説文』に「甲なり」。『釈名』に「鎧は垲のごとし。垲とは堅実厚重の謂い」とある。『書・説命』の「惟だ甲冑戎を起こす」の注に「甲すなわち鎧なり」。『管子・地数篇』に「葛盧の山、水山中より出で、金これに従いて出ず。蚩尤これを得て之を製し、以って剣と鎧とを作る」。『広韻』に「甲すなわち介鎧なり」。『周礼・夏官・司甲』の疏に「古は皮を以て之を作れるを甲と曰い、今は金を以て之を作れるを鎧と曰う」。『初学記』に「頭を護る鎧を兜鍪と曰い、また冑ともいう。臂を護る鎧を釬と曰う。頸を護る鎧を錏鍜と曰う」。『雲笈七籤・軒轅紀』に「蚩尤初めて鎧と兜鍪とを作る。当時の人これを識らず、銅頭鉄額と以為せり」。また『梵書』に「袈裟は忍辱の鎧なり」。また『広韻』に苦蓋切、『集韻』『韻会』に口溉切、『正韻』に丘蓋切、音は慨。義同じ。