康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1349 ページ)
【戌集中】【阜字部】附;康煕筆画:13;頁碼:1349 頁 03 行
【広韻】【集韻】【韻会】符遇切、音は駙。
【玉篇】依るなり、近し、著く。
【広韻】寄附す。
【集韻】託す。
【易・剥卦】山地に附す。
【礼・楽記】万民に附親す。
【周礼・地官・大司徒】其の附する者は士に帰す。【注】附は麗なり。
【孟子】諸侯に附するを附庸と曰う。
又【玉篇】附は益す。
【論語】季氏は周公より富めり、而も求は之が為に聚斂して、之に附益す。
【前漢・諸侯王表】附益の法を設く。【注】諸侯を封ずるに限を過ぐるを附益と曰う。按ずるに『説文』に附益は坿の字に作り、泥なり。
又【広韻】姓なり。晋に附都あり。
又転附、山名。【孟子】吾転附朝儛に観んと欲す。
又附耳、星名。【史記・天官書】畢は罕車と曰い、其の大星の旁の小星を附耳と為す。
又高附、国名。【後漢・西域伝】高附国は大月氏の西南に在り、亦大国なり。
又附子、薬名。【前漢・外戚伝】即ち附子を搗き、賫えて長定宮に入る。
又祔に通ず。【礼・雑記】大夫は士に附す。【注】附は祔と読み、祔祭なり。
又【唐韻】符又切【集韻】扶富切、音は覆。【説文】附婁は小土山なり。
又【夏侯恵・景福殿賦】曾栌外関し、榱桷内附す。或は勢に因りて連接し、或は邪詭にして盤構す。
又【集韻】薄口切、音は瓿。【玉篇】附婁は今培に作る。【集韻】或いはに作る。
又胕に通ず。親戚を肺附と曰う。【前漢・劉向伝】臣幸いに肺附に託す。
又【集韻】芳無切、音は敷。古の孚の字。卵孚なり。注は子部四画に詳し。
又葉音府。【詩・大雅】予曰疏附有り、予曰先後有り、予曰奔奏有り、予曰御侮有り。後は下五反に葉い、奏は宗五反に葉う。
考証:【前漢・劉向伝】臣幸いに肺附に託す。謹んで原文に照らし、幸托を幸托に改む。