康熙字典解説
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【子集下】【卜字部】卜。『康煕字典』の画数:17、頁碼:第 157 頁第 25 行。
古文は『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に収められ、音は「博木切」にして「樸」に同じ。
『説文解字』に曰く、「火を以て亀甲を灼き占う。字形は亀甲を炙る状に象る。一説に、亀甲の兆し縦横に錯なる状に象る」と。
『周礼・春官・大卜注』に曰く、「亀に問うを卜と謂う」。
『礼記・曲礼』に曰く、「亀を用いて占うを卜と謂い、蓍を用いて占うを筮と謂う」。
『詩経・大雅』に曰く、「王、卜して都を鎬に定む。亀兆吉し」。
『春秋・元命包』に曰く、「古に司怪と称する官ありて卜を掌れり」。
また、『爾雅・釈詁』に曰く、「卜は予(あた)うの義あり」。
注に曰く、「卜すなわち賜うなり」。
疏に曰く、「予とは与うるなり」。
『詩経・小雅』に曰く、「君曰く、汝に賜わん、万寿無疆」と。
また姓に卜あり。
『韻会』に曰く、「孔子の弟子に卜商(すなわち子夏)あり」。