康熙字典解説
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【戌集中】【隹部】隹。康熙筆画 8、頁碼 1364 第 05。『広韻』に「職追切」と注音し、『集韻』『韻会』『正韻』に「朱惟切」と注音して、音は「錐」に同じ。『説文解字』に「短尾の鳥の総称なり。象形なり」と釈す。また『爾雅・釈鳥』に「隹其鳺鴀」と見え、注に「これ今の鳩なり」とあり、疏に「鵻、また鳺鴀と曰う。『詩経』に『翩翩者騅』とあり、毛伝に『鵻は夫不なり』と註す。『春秋伝』に『祝鳩氏は司徒なり』とあり、祝鳩すなわち鵻なり」と釈す。また『集韻』に「遵綏切」、音は「觜」の平声にして、「崔」に同じ。「崔崔」は高大なるさまを形容す。また「嗺」または「崒」とも書く。また『集韻』に「祖誄切」、音は「濢」に同じく、「嶊」に同じ。山のさまを形容す。『荘子・斉物論』に「山林之畏隹」とあり、郭註に「大風に吹かるるを謂う」と釈し、劉註に「山林の僻隅、風の至らざる所なり」と釈す。また『集韻』に「諸鬼切」、山のさまを形容す。『荘子・斉物論』の「畏隹」の注に李軌かく読む。また『集韻』に「祖猥切」、音は「觜」の上声にして、義同じ。