康熙字典解説
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【戌集中】【隹部】雃。康煕筆画 12、頁碼 1365 第 11。『正字通』に「雃は誤って略された字形である」とある。『唐韻』『正韻』では苦堅切、『集韻』『韻会』では軽煙切で、音は「牽」に同じ。『説文解字』には「石鳥なり。また雝といい、また精列という。形は隹に従い、声は幵なり」とあり、また人名にも用いる。『左伝・襄公九年』に「秦伯、士雃をして楚に師を乞わしむ」と見え、『釈文』には苦田反と注音する。また『広韻』では俄寒切、『集韻』では俄干切で、音は「豻」に同じく、鳥の名とする。また『集韻』に丘耕切で音「牼」に同じく、また倪堅切で音「姸」に同じく、義も同じとする。さらに『集韻』に逆革切で音「虉」に同じく、「鳽」の字と同じとし、鵁鶄という鳥を指す。『集韻』は本来「鳽」と作り、『玉篇』はこれを略して「雃」と作るが、これは正しくない。