基本情報
五行
土
吉凶
吉
繁体字:喦,巖
異体字:壧,嵒,嵓,巌,巗,礹
命名の意味
康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 309 ページ)
【寅集中】【山部】岩;康熙筆画:8;頁碼:309 頁 19 行目。『正字通』に曰く、これは「嵒」の俗体なり。「巖」の俗体を簡省して「岩」と作る。巖、『唐韻』五銜切、『集韻』魚銜切、『韻会』疑銜切、『正韻』魚咸切、音「嵒」に同じ。『説文』に曰く、岸を指す。形は「山」に従い、「嚴」声を表す。『増韻』に曰く、石の洞穴を「巖」といい、深くして通ずるを「洞」という。また険要の義あり。『左伝・隠公元年』に「険要の城邑」なり。『公羊伝・僖公三十三年』に「殽山の嶮巘たる所、文王の風雨を避けたるところ」なり。また「嶃巖」、高峻なるさまを形容す。『司馬相如・上林賦』に「山勢高峻にして参差たり」。また「巖廊」、宮殿の廊檐を指す。『漢武帝・賢良に対する策』に「虞舜の時、優遊して宮殿の廊檐の上に在り」。また地名なり。『書・説命』に「傅説、傅巖の郊に版を築く」。『伝』に「傅巖、虞・虢の間にある」。また『集韻』魚杴切、『韻会』疑杴切、音「厳」に同じ。「巖巖」、聳え高くあるさまを形容す。『詩・魯頌』に「泰山巖巖、魯邦の瞻う所」。また『正字通』に曰く、本は「嚴」と作り、また「巖」とも作る。「礹」「嵒」「碞」と通用す。按ずるに、「巖」と「嵒」と同じし。『説文解字』において、「嵒」は五咸切、山崖の義なり。「巖」は五緘切、岸の義なり。一字ながら二条に分ちて釈し、「巖」を専ら岸を指すものとなすは非なり。「嚴」「巖」「礹」みな「巖」に作る。考証:『公羊伝・僖公三十二年』に「殽の嶔巖、文王の風雨を避けたるところ」とある。謹んで原文により「三十二年」を「三十三年」に改め、「處」を「也」に改む。