康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 406 ページ)
【卯集上】【心部】懌;康煕筆画 17;頁 406。『唐韻』羊益切、『集韻』『韻会』『正韻』夷益切、音は睪。『説文』に「悦なり。心に従い、睪声」とあり。『書・康誥』に「則ち予一人以て怿す」と見え、又た我れ以て彼を悦ばしむるも亦た怿と曰う。『書・梓材』に「和怿して先後の迷民を治め、用いて先王の受命を怿す」とあり。又た弋灼切に叶い、音は薬。『詩・小雅』に「君子を見ざるに、憂心奕奕たり。既に君子を見て、庶幾悦怿せん」とあり。『孫楚・栄啓期賛』に「栄心温雅にして、既に夷しく既に怿し。濁りて徐ろに清く、寂然として淡泊たり」とある。