康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 85 ページ)
【子集上】【乙字部】亄。康煕字典の画数は 13 画、頁碼は第 85 頁第 2 条。
『広韻』『集韻』に「乙冀切」と注し、「衣」の去声で読む。意味は貪欲である。
『揚子・方言』に曰く、亄とは吝嗇かつ貪欲を指す。荊・汝・江・湘の地では、貪欲にして施しを好まぬ者を「亄」といい、あるいは「嗇」といい、あるいは「吝」という。
また『左思・呉都賦』に描写して曰く、その華美なる本質は錦繍のごとく絢爛繁複なり。その勇猛を量れば、雕題国の人の如く獰猛暴戾なり。【注】雕題国とは、その民髪を短く切り身に文様を刺す国なり。「亄費」とは錦繍の文様のさまを指す。