康熙字典解説
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【辰集上】【日部】旬;康煕筆画:6;頁碼:489 頁第 16。古文。『広韻』詳遵切、『集韻』『韻会』松倫切、『正韻』詳倫切、音は紃。『説文』に「遍なり。十日を一旬と為す」とあり。『書・堯典』に「期三百有六旬有六日」と見え、また『大禹謨』に「三旬」とある。伝に「旬は十日なり」と注す。『礼・曲礼』に「凡そ卜筮の日、旬の外は遠き某日と曰ひ、旬の内は近き某日と曰ふ」とあり。また『詩・大雅』に「来たり旬べ来たり宣ぶ」と見え、伝に「旬は遍なり」と注す。また『易・豊卦』に「旬なると雖も咎なし」とあり、注に「旬は均なり」と説く。また『前漢・翟方進伝』に「旬歳の間、両司隷を免ず」と見え、注に師古曰く「旬は満なり。旬歳は猶ほ満歳を言ふが如し」とある。また旬始は星の名なり。『史記・天官書』に「旬始北斗の旁に出で、状雄鶏の如し」と記す。また『正韻』に須倫切、音は荀。義同じ。また『集韻』に規倫切。本は均と作る。『周礼』に旬と作る。『周礼・地官・均人』に「豊年ならば公旬三日を用ゆ」とあり、注に「旬は均なり。原隰の如く読む。『易・坤』に均と為し、今の書にも亦た旬と作る者あり」と説く。また『韻補』に松宣切に叶う。『柳宗元・従兄を祭る文』に「留連して遊歓し、月を渉り旬を弥ぐ。夜は膏炬を爇ぎ、昼は風煙を凌ぐ」とある。