康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 604 ページ)
【巳集上】【水部】汀;康煕筆画:6;頁碼:604 頁 02 行。【唐韻】他丁切。【集韻】【韻会】湯丁切。【正韻】他経切。音は「庁」。【説文】平なり。水辺の平地を指す。【謝霊運の詩】汀曲にして舟已に隠る。【注】汀とは水岸のこと。また州名を指す。【韻会】唐朝、撫州・福州二州の山洞地区を開拓して汀州を置き、後に南州と改称し、宋朝に至り再び汀州と復した。また水名を指す。【広輿記】汀水は、その源北より汀州府境内に至り海に入る。凡そ水は皆東流するに、惟だ汀水のみ南流す。また洲渚を指す。【楚辞・九歌】汀洲の杜若を採る。また【集韻】唐丁切、音は「庭」。義同じ。また【唐韻】【集韻】【正韻】他定切、音は「聴」。汀瀅は、志を果たし得ざるをいう。一説に汀瀅は小水流をいう。また【集韻】待鼎切、音は「挺」。汀泞は泥沼をいう。【説文】汀字は時に「平」を偏旁として「泙」と作るも、義同じ。別に「亭」に従って「渟」と作る写法あり。