康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 622 ページ)
【巳集上】【水部】洼;康煕筆画:14;頁碼:622 頁 20 行。【唐韻】一佳切。【集韻】于佳切。音は「娃」。水名。渥洼水は、陝西行都司沙州の境內に在り。【史記・樂書】に「嘗て神馬を渥洼水中に得たり」と見える。また【廣韻】【集韻】【韻會】【正韻】に烏瓜切。音は「窊」。「洼」に同じ。【揚子・方言】に「洼は洿なり。關より東においては、或いは洼と曰ひ、或いは汜と曰ふ」とあり。また深きこと、曲がれることを謂ふ。【莊子・齊物論】に「洼なるに似たる者、污なるに似たる者」と見える。また【廣韻】に烏隹切、【集韻】に烏雖切。音は「嫢」。義同じ。また【廣韻】に古携切、【集韻】に涓畦切。音は「圭」。姓なり。【後漢書・儒林伝】に「大鴻臚の洼丹」と見える。また【集韻】に烏乖切。音は「崴」。これも曲がれることを謂ふ。考證:【史記・樂書】に「常て神馬を渥洼水中に得たり」とある。謹んで原文に據り「常」を「嘗」に改む。