康熙字典解説
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【申集上】【艸部】芼;康煕筆画:10;頁碼:1021 頁 11 行目。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「莫報切」、音は耄。『説文』に「草が覆い蔓延る」とあり。また『爾雅・釈言』に「芼は抜き取るなり」とあり。注に「いずれも菜蔬を擇び取るを指す」という。また『五音集韻』に「武道切」、音は媢。「菜と肉を雑えて羹湯とする」の意。『礼記・内則』に「芼羹」と見え。疏に「芼菜とは、『公食大夫礼』の記すところによれば、三牲みな芼菜を配し、牛には豆葉、羊には苦菜、猪には薇菜を合わせる」とある。また『韻会』に「謨袍切」、音は毛。柳宗元の詩に「野蔬傾筐に満ち、池沼の芼草多く雑ず」とあり。注に「芼は草を指す」という。また音は莫。『詩経・周南』に「左右これを芼す」とあり、下文の「楽」の字と韻を協う。