基本情報
五行
火
吉凶
吉
繁体字:厤,曆,歷
異体字:歴
命名の意味
康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 500 ページ)
【辰集下】【止部】歴;康煕筆画:16;頁 500
古文【唐韻】郎撃切【集韻】【韻会】狼狄切、音は靂。【説文】過ぐなり。一に曰く経験す。【書・梓材】人を殺し人を歴す。【注】人を歴すとは、罪人の過ぎ行くを謂う。【前漢・天文志】合散犯守、斗食を陵歴す。【韋昭注】下より往きて之に触るるを犯と曰い、其の宿に居するを守と曰い、之を経るを歴と為し、突き掩うを陵と為し、星相撃つを斗と為す。
又次なり。【礼・月令】季冬、宰に命じて卿大夫より庶民に至るまで歴せしむ。【注】歴は猶お次のごとし。
又尽くすなり。遍及ぶを謂う。【書・盤庚】朕が志を爾が百姓に歴告す。【前漢・劉向伝】周唐の進む所を歴して法と為す。【師古注】歴は之を歴観するを謂う。
又逾ゆなり、越ゆなり。【孟子】位を歴て相与に言わず。【大戴記】窃盗法を歴て妄行す。
又疎なり。【宋玉・登徒子好色賦】齞唇歴歯。【注】歴は猶お疎なるがごとし。【後漢・列女伝】蓬髪歴歯、礼則を知らず。
又錯なり。【荘子・天地篇】臂を交え指を歴す。
又乱るるなり。【大戴記】歴とは獄の由り生ずる所なり。【注】歴は歴乱なり。【鮑照詩】黄絲歴乱れて治むべからず。
又歴々、行列の貌。【古楽府】歴々白榆を種う。
又釜鬲を歴と謂う。【史記・滑稽伝】銅の歴を棺と為す。【索隠曰く】歴すなわち釜鬲なり。
又歴録、文章の貌。【詩疏】に見ゆ。
又寂歴、猶お寂寞なるがごとし。【張説詩】空山寂歴として道心生ず。
又山名。【括地志】蒲州河東県の雷首山、一名中条、一名歴山、舜の耕す処。【広輿記】蒲州は今平陽府に属す。又済南に歴山あり、『漢志』充県にも亦歴山あり。
又県名。【前漢・地理志】信都国に歴県あり。又歴城県、済南に属す、すなわち斉州の県なり。【地理通釈】田広歴下の兵を罷む、すなわち其の地なり。後漢安帝建光三年、黄竜歴城に見ゆ。
又湖名。【広輿記】歴湖、和州城西に在り、周七十里、郡の巨浸なり。
又『爰歴』、書名。【説文序】趙高『爰歴篇』を作る、所謂小篆なり。
又暦日の暦と同じ。【前漢・律暦志】黄帝暦を造る。又『世本』に曰く容成暦を造ると。『尸子』に曰く羲和暦を造ると。或は歴に作る。
又霹靂の靂と同じ。【前漢・天文志】辟歴夜明く。【後漢・蔡邕伝】辟歴数発す。
又馬枥の枥と同じ。【前漢・梅福伝】伏歴千駟。
又坜に同じ。坑なり。
考証:【索隠注】歴すなわち釜鬲なり。謹んで按ずるに、索隠すなわち史記注の名なり、既に索隠と称すれば復た注と称すべからず、謹んで注を改めて曰くと為す。