康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 527 ページ)
【辰集中】【木部】桷;康熙筆画:11;頁碼:527 頁 12 行目。【唐韻】古岳切。【集韻】【韻会】【正韻】訖岳切。音は角。【説文】榱なり。椽にして方なるを桷と曰う。【揚子・方言】周は之を榱と謂い、斉魯は之を桷と謂う。【釈名】桷とは、確として堅く直きなり。【詩・魯頌】松桷舄あり。【春秋・荘公二十四年】桓宮の桷を刻む。【穀梁伝】天子の桷は、これを斫り、これを礱ぎ、密石を加う。諸侯の桷は、これを斫り、これを礱ぐ。大夫はこれを斫る。また平柯なり。【易・漸卦】鴻木に漸き、あるいはその桷を得。また【博雅】槌なり。また木の名。【南州記】都桷子は広南山谷に生ず。二月に花開き、実は鶏卵の大のごとし。また岳に通ず。【左伝・昭公四年】四岳三塗。【疏】『風俗通』を引いて云う、岳は桷なり、桷は功徳を考うるなり。また盧谷切に叶い、音は禄。【夏侯湛・元鳥賦】泥を銜ぎて巣を結び、居を営みて桷に伝える。一喙を積んで已まず、終に泥を累ねて屋を成す。考証:【左伝・荘公二十四年】桓宮の桷を刻む。謹んで原文に照らし、「左伝」を「春秋」に改む。【穀梁伝】天子の桷は、これを斫り、これを襲ぎ、密石を加う。諸侯の桷は、これを斫り、これを襲ぐ。謹んで原文に照らし、両所の「襲」を「礱」に改む。【左伝・昭公四年】太岳三塗。謹んで原文に照らし、「太岳」を「四岳」に改む。