康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1143 ページ)
【酉集上】【角部】觭;康煕筆画:15;頁碼:1143 頁第 31。『唐韻』去奇切、『集韻』『韻会』丘奇切、音は同じ。『爾雅・釈畜』に「角一俯一仰を觭と曰う」とある。『疏』に「牛角の一低一仰なる者を觭と名づく。傾き欺くを言うなり」とある。また『広韻』墟彼切、『集韻』『韻会』去倚切、『正韻』墟里切、上声。義同じ。また『集韻』『韻会』居宜切、音は羈(き)。得るの義。『周礼・春官』に「大卜、三夢の法を掌る。二に觭夢と曰う」とあり。『注』に「夢の所得を言う。殷人これを作る」とあり。鄭康成また羈を上声に読み、掎と同じ。杜子春また奇偉の奇のごとく読む。觭すなわち奇の字なり。『集韻』にあるいは畸と作る。また只(ただ)の義。『前漢・五行志』に「晋、秦師を敗り、匹馬觭輪にして反る者なし」とあり。『注』に「一只の輪」とある。『荘子・天下篇』に「觭偶不仵の辞を以て相應ず」とあり。『類篇』に荘子を引きて、また音は羈の去声とある。