康熙字典解説
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【備考】【午集】【禾部】積;康煕筆画:16;頁 859【五音篇海】音「枳」に同じ。積【広韻】子昔切【集韻】【韻会】【正韻】資息切、音「跡」に同じ。『説文解字』に曰く、「聚むるなり」。『増韻』に曰く、「累積す。積みかさぬ」。『易経・大有卦』に曰く、「大車以て載せ、中に積みて敗れず」。又『易経・升卦』に曰く、「微小を積みて高大を成す」。『詩経・周頌』に曰く、「積穀多し」。『礼記・月令』に曰く、「仲秋の月、有司に命じて、民をして多く蓄積せしむ」。『漢書・食貨志』に曰く、「蓄積貯蔵は、国家の根本なる命脈なり」。又『儀礼・士冠礼』に、「皮弁服に白き積を配す」と見ゆ。『鄭玄注』に曰く、「積は畳むが如し。白布を下裳となし、腰間に褶を畳み出だす」。又『集韻』則歴切、音「績」に同じ。これもまた聚むるの義なり。又『広韻』『集韻』『韻会』子智切、『正韻』資四切、音「恣」に同じ。聚め、貯うるの義なり。『詩経・大雅』に曰く、「乃ち積み、乃ち倉を満つ」。『周礼・天官・小宰』に、「祭祀の牲牢・礼具及び委積を掌る」と記す。『注』に曰く、「委積とは、牲牢・米糧・薪草を指し、賓客の路途に供するものなり」。又『周礼・大司徒』に、「郊野に命じて道路を修治し、委積を設く」と記す。『注』に曰く、「量少なきを委と為し、量多きを積と為す。皆賓客に供するものなり」。又葉音、恣此切、音「子」に同じ。『詩経・周頌』に曰く、「彼らの穀倉の糧は積み充ち、其の数万億及び秭に至る」。