康熙字典解説
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【申集中】【虫部】蝠。康煕筆画 15、頁碼 1090 第 05。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に方六切、音は「福」に同じ。『爾雅・釈鳥』に「蝙蝠、服翼ともいう」とあり、詳解は「蝙」の字注に見る。また「蝮」に通ず。『後漢書』崔琦伝「外戚箴」に「心腸毒蛇の如く、放縦して無辜を毒害す」とあり、注に「すなわち蝎蝠なり」という。また『唐韻古音』に方墨切。陳思王『蝙蝠賦』に「嗚呼、何なる邪気か、この蝙蝠を生ぜしむるや。形異にして性詭、常に常態に背く。行くに足を用いず、飛ぶに翼に依らず」とある。