康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 249 ページ)
【丑集下】【大字部】央;康熙画数 5;ページ 249 第 05。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】於良切、音「秧」に同じ。意味は中間・中心。【詩経・秦風】「仿佛として水中央に在り」。【淮南子・天文訓】「中央は都の所在なり」。【地形訓】「中央は四方に通じ八方に達し、風気流通し雨露会聚する所なり」。また半分を指す。【詩経・小雅】「夜いずくに至れりや、夜いまだ半ならず」。【上官儀の詩】「明月楼中夜未だ半ならず」。また尽きること・終わることを指す。【漢武帝・李夫人賦】「盛年未だ央ならざるを惜しむ」。また広大なるを指す。【司馬相如・長門賦】「彼が曲台の央々たるを見る」。また「未央」あり、漢代の宮殿名にして長安に在り。また於京切と読み、音「英」に同じ。旗旒の翻るさまを指す。【詩経・小雅】「旂旒央々たり」。また鮮明なるさまを指す。【詩経・小雅】「白旆央々たり」。【説文解字】字形は「大」に従い、「冂」の内にある。【徐鍇の説】「大」を取るは、その正中に居る意を取りて会意字なり。