康熙字典解説
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【子集下】【匚部】匣;康煕字典筆画:7 画;頁碼:第 153 頁第 27 列
【唐韻】音「胡甲切」、【集韻】【韻会】音「轄甲切」、【正韻】音「胡夾切」で、音は「狎」と同じ。
【説文解字】に「匱(はこ)」とあり、字形は「匚」を部首とし、「甲」を声旁とする。
【広韻】に箱・匣と解す。
【前漢・王莽伝】に「虎文衣廃れ、室の匣中に臧する者」(虎の文様を施した衣は用いられず、室内の匣の中に収められている)と見える。
【杜甫の詩】に「平生白羽扇、零落蛟竜匣」(生前に用いた白羽の扇が、今や蛟竜の文様の匣の中に散り落ちている)の句がある。
また【韻会】に「柙」に通ずとあり、注釈は木部に詳しい。
また【集韻】に音「古狎切」で、音は「甲」と同じく、義も同じとある。