康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 429 ページ)
【卯集中】【手部】挂;康煕筆画:12;頁碼:429 頁 06 行
『唐韻』『集韻』『韻会』古売切、『正韻』古画切、音は卦。『説文』に「画なり」とあり。『正字通』に「圭は二土に従い、疆画の義あり」という。また『玉篇』に「懸くなり」とあり。『儀礼・少牢礼』に「季指に掛く」と見え、『戦国策』に「銚を把り耨を掛くるの勢なくして、積栗の実あり」とある。通じて「挂」に作る。また「剛挂」は矢鏃の名。『潘岳・射雉賦』に「剛挂を属して潜かに擬す」とあり、注に「一に罫に作る」という。また『集韻』胡卦切、音は画。碍なり。罫と同じ。絓と通ず。また涓畦切、音は圭。別なり。『荘子・漁父篇』に「大事を経るを好し、変更して易常し、以て功名を掛く」とあり、或いは刲に作る。一説に鉤中して物を取るなり。
挂『唐韻』『集韻』『韻会』古売切、『正韻』古画切、音は卦。別なり。また揲筮において、蓍を小指の間に置くをいう。『易・繋辞』に「一を掛けて三に象る」とあり、注に「置いて用いざるを掛と曰う」という。また「再た扐して而る後に掛く」とあり、注に「合せて之を置くを掛と曰う」という。『朱子・本義』に「掛とは、左手の小指の間に懸くるものなり」という。また『正韻』に「挂と同じ」とあり。『易・乾卦疏』に「易緯云く、卦とは掛なり。物象を懸けて人に示すを言う」とある。また『集韻』『韻会』『正韻』古買切、音は拐。義同じ。陸徳明『易釈文』に二音あり。